鳥山明の劣化がひどい?画力復活&機械の構図の凄さも紹介!
『ドラゴンボール』で有名な漫画家の鳥山明さんが2024年3月1日に急性硬膜下血腫のため死去。
68歳という若さで突然お亡くなりになりました。
その、鳥山明さんですが、『ドラゴンボール』意外にも、『Dr.スランプ』など、多くのヒット作を輩出してきました。
また、その画力が凄いと評判でしたが、年数がたつにつれ、画力が劣化しひどいだとか、復活したという声も聞こえてきます。
特に、画力については機械の構図が凄いと高く評価されていましたね。
そこで今回は、鳥山明の劣化がひどいのか、画力は復活したのか、機械の構図の凄さについても紹介しますので、最後までお付き合い下さい。
Contents
鳥山明の劣化がひどい&画力が復活?
こらからもきっと
— ロムスカ大佐ちゃん(へべれけver.) (@romusukachan) March 8, 2024
空の上から愛の種を撒き散らして
この地球から悲しみ消してくれるのだろう
鳥山明先生のご冥福をお祈りします pic.twitter.com/UIYBSfIIvl
鳥山明さんは、1978年に漫画家としてデビューし、『Dr.スランプ』と『ドラゴンボール』で大ヒットしました。
と言うことは、40年以上漫画に携わってきたんですね。
その間に画力の凄さから、デナイナーとしても活躍。
特にドラゴンクエストではデザインを担当し、大ヒットしましたね。
そして、鳥山明さんと言えば、画力の凄さだと思うんですが、画力に憧れて漫画家になった方も多いですよね。
しかし、2010年代後半からは、画力が劣化したとの声もチラホラ聞こえるようになってきました。
実際のところはどうなのでしょうか。
鳥山明の画力が劣化してるって本当?
鳥山明先生ってなんと言っても画力が他とは頭ひとつ抜けているのよね。
— マーベル・アキシ (@marvelakishi) March 8, 2024
人間の顔のパターンも多いキャラデザやメカデザインにモンスターデザインも上手い。
さらにミリタリーも得意だしオシャレなところとか文句のつけようがない。 pic.twitter.com/89Y2ZBeeo7
実際、2010年代後半からは、画力が劣化したというようなことがSNSでも、とびかっていたのは事実のようですね。
確かに、漫画家さんは、年齢と共に、絵柄が変わってきたり、下手になった漫画家さんもいるので鳥山明さんも同じように年をとって画力が劣化したのかもと思ってしまいますよね。
確かに50すぎてくると老化現象もでてくるもんね
しかし、詳細に確認したところ、確かに、絵柄は変わってきていたのは事実ですが、絵柄が変わったことが劣化したという表現になってしまったようですね。
なので結論からいうと劣化はしていないと言うことですね。
ゆえに、劣化していないので復活もないということです。
画力の劣化はデジタル化の影響か?
鳥山明先生の絵って凄いんだよ。
— あんたい(ハマスタ三連勤) (@antaitool) March 8, 2024
画力もそうだけど迫力のある構図や書き込みのこだわりが凄い。
特にメカ描かせたら右に出る人はいない。
鳥山先生の描くメカはどれも超カッコいいのよ。 pic.twitter.com/LYWb2JKpKi
では、なぜ、画力の劣化ではないのに、絵柄が変わってきたのでしょうか。
そこには、アナログからデジタルへの切り替えがあったようです。
手書きからパソコンへの進化とでもいうのでしょうか。
『ドラゴンボール』連載終了後にバンダイからMacをもらってデジタル化にシフトしていったようです。
あれだけの画力があるのにもったいないよね
ところが鳥山明さんは、パソコンが無かったら絵をかくのが嫌になっていたって言っているのでちょうどよいタイミングだったんでしょう。
なので、手書きからパソコンになって劣化したのではなく、絵柄が変わったんですね。
鳥山明の機械の構図の凄さも紹介!
ドラゴンボールが実在するのなら、何があっても7個集めたい。
— 高千穂遙 (@takachihoharuka) March 8, 2024
心から、本当に心からご冥福をお祈りします。
画像は、鳥山明さんに描いていただいた拙著文庫版のカバー原画です。ずうっと書斎に掲げています。鳥山さんには、感謝しかありません。合掌。 pic.twitter.com/pQO0uSJpSq
鳥山明さんは、子供のころから、絵が好きで、ひまさえあれば絵を描いていたようですね。
そして、小学校時代には、写生コンクールで入賞したりと才能の一部が見え隠れしていました。
アニメや漫画で一番影響を受けたのが、ディズニーアニメだそうですよ。
しかし、高校では、漫画とは縁のない興行高校のデザイン科に進学。
これが、素質を開花するきっかけになったのではないでしょうか。
機械の構図を書かせたら右に出るものはいない?
The legendary creator of the Japanese anime Dragon Ball, Akira Toriyama, has passed away at the age of 68.
— Yohei from Japan🇯🇵 (@learning_yohei) March 8, 2024
May he rest in peace.
ドラゴンボールの作者、鳥山明さんが68歳で亡くなりました。
ご冥福をお祈り致します。 pic.twitter.com/tYb28HiZJs
鳥山明さんと言えば、機械=マシンを書かせたら右にでるものはいないといわれるくらい凄い絵を描かれますよね。
子どものころから絵を描くのが好きだったという話は先ほどもしましたが、ほしいものはずっと描いていたようです。
また、機械にも詳しく、バイクや車などの構造にも詳しいことから細かいところまで描写することが出来たんですね。
さらに、天才と言われる所以が、デフォルメの表現です。
デフォルメってなに?
対象(主に人物)の特徴を誇張、強調して簡略化・省略化した表現方法なんですね。
その機会を絶妙に表現することができるのが鳥山明さんであり、右に出るものがいない言われています。
構図の技術は高校時代に養われた?
鳥山明先生にはプライベートで描いてもらったのですが、あまりにも素晴らしくて、その後たまたま本を出すタイミングがあったので、改めてお仕事として使わせてもらうことにしました。
— 👑千秋🍓☠️ (@cirol777) March 9, 2024
帯まで書いていただいて、幸せ者です。
イラストの全身を見たいという声がありましたので、こちらです。 pic.twitter.com/YiOgRQtCHI
では、その、構図の技術であったり、デフォルメの表現はどこで培ったのでしょうか。
おそらく、高校は工業高校のデザイン科ということで、デザインの基礎技術をしっかり学び、卒業後もデザイン会社に就職し技術を培ったんでしょう。
しかし、デザイン会社は約2年で退職、その後はアルバイトの生活が続きます。
え~漫画家にはいつなるの?
アルバイト時代に、たまたま、週刊少年マガジンの新人賞の作品募集があり、賞金に目がくらんで応募したんですね。
そこでは、入選できませんでしたが、その後、『週刊少年ジャンプ』の編集者の鳥嶋和彦さんの目に留まり漫画家デビューまでこぎつけます。
紆余曲折もありましたが、「ドクタースランプ」が大ヒット現在に至るんですね。
まとめ
鳥山明先生の絵が好きすぎて、少しでも近づこうと模写をしまくった。でも近づくどころか描けば描くほどどんどん遠ざかっていく気がして、自分の画力の無さを思い知らされた。それでもまた描きたいと思えるのは、先生の絵に暖かい不思議な魅力があるからなんだと思う。
— あに (@aniu2) March 9, 2024
#鳥山明先生ありがとう pic.twitter.com/QyYnior4X6
今回は、鳥山明の劣化がひどい?画力復活?機械の構図の凄さも!と題して紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
鳥山明さんの画力は劣化&復活ではなく、アナログからデジタルへの切り替えで絵柄が変わったことが劣化してひどいと言われていたんですね。
また、機械の構図の凄さについては、幼少期から絵を描き続け、高校、社会人でデザインを勉強したことで、凄い技術が身に付いたのがわかりました。
この技術をお弟子さんに引き継いで、今後もドラゴンボールなどのヒット作を継続してほしいです。