【鬼滅の刃】鬼舞辻無惨が鬼になった理由は?死亡シーンも解説!

『劇場版 鬼滅の刃 無限城編』の公開が話題となっていますが、鬼舞辻無惨が鬼になった理由はご存知でしょうか?これまで作品を追ってきた人の中には、原作漫画やアニメで理由を説明している部分はあったのか思い出せない、という人も多いようですね。
そこで今回は、鬼舞辻無惨が鬼になった理由を詳しく解説していきます。鬼舞辻無惨が死亡したシーンについてもまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
鬼舞辻無惨が鬼になった理由
鬼舞辻無惨が鬼になった理由は、医者が調合した特殊な薬を飲んだためです。
平安時代に生まれた鬼舞辻無惨はとても病弱で、20歳まで生きられないと言われていました。しかし、善良な医者は様々な薬草を調合し、なんとか鬼舞辻無惨を助けようとしますが、進歩がないことに苛立っていた鬼舞辻無惨は医者を殺してしまいます。
作りかけの薬を飲んでみるとたちまち生気がみなぎったのですが、それこそが鬼になる薬だったのです。
鬼になった理由は何巻で登場する?
鬼舞辻無惨が鬼になった理由は、原作だと15巻127話「勝利の鳴動」で登場しています。
アニメの流れと同様に、刀鍛冶の里での戦いの後、禰豆子が太陽を克服したと知ったくだりで鬼になった時のことを回想しているシーンがありました。
一方、アニメでは「刀鍛冶の里編」第11話で登場しています。他の鬼と比べて簡潔に説明されているので、「そんなシーンあったっけ?」と思う人が多いのかもしれませんね。
鬼舞辻無惨と産屋敷耀哉の関係とは
鬼舞辻無惨は産屋耀哉と同じ一族です。
親方様である産屋敷耀哉は、一族が短命で20歳まで生きられないことを明かしています。その原因こそが、鬼舞辻無惨にありました。一族が途絶えそうになった時に助けを求めた神主は、「同じ血筋から鬼が出ている。鬼を倒せば一族は絶えない。」と告げられます。このことがきっかけとなり、鬼殺隊が生まれたというわけです。
青い彼岸花を探しているのはなぜ?
鬼舞辻無惨が青い彼岸花を探しているのは、日の光を克服するためです。
鬼になった時に飲んだ薬はまだ試作段階で、未完成の新薬でした。生気はみなぎり強靭な体を手に入れたものの、日の光を浴びると死んでしまうという致命的な欠点を持ってしまった鬼舞辻無惨。
日の光を克服するためには完璧な薬を作る必要があるため、材料の青い彼岸花を血眼で探していたのです。
青い彼岸花が見つからない理由
青い彼岸花が見つからない理由は、日中に咲く花だからです。
鬼舞辻無惨は日の光を浴びると死んでしまいますが、青い彼岸花は日中に咲くため探索に出られません。他の鬼たちも日の光を浴びると死んでしまうため、夜間にだけ探し回っていたというわけです。
また、青い彼岸花は貴重な花で、日中であっても数時間しか咲きません。鬼たちがどんなに探しても見つからないわけですね。ファンブックによると、青い彼岸花は炭治郎が育った家の横に咲いていたそうです。
青い彼岸花は実在する?
青い彼岸花は実在する花ではありません。
実在する彼岸花には、赤・白・ピンク・オレンジがあります。希少性を高めるために、実在しない「青」という設定にしたのではないでしょうか。
ただ、青いバラも自然界に生息する花ではありません。遺伝子組み換えで生まれた花なので、青い彼岸花も同じように作れるのかもしれませんね。
鬼舞辻無惨はなぜ人間の姿になっていた?
鬼舞辻無惨が人間の姿になっていた理由は次のとおりです。
- 資金調達
- 情報収集
- 青い彼岸花を捜索するため
- 薬を作る場所の確保
すべて青い彼岸花を使った薬を作ることが目的で、公式ファンブックには上記4点の理由が記載されています。
新薬を作るには多額の資金がかかるため、資産家の未亡人の夫になったり、製薬会社の社長の養子になっていました。日中の探索ができないため、人間に捜索指示をすることも目的だったそうです。
鬼舞辻無惨はなぜ竈門家を襲撃した?
鬼舞辻無惨が竈門家を襲撃したのは、日の呼吸の継承者を探して抹殺することが目的でした。かつて日の呼吸を使って鬼舞辻無惨を追い詰めた国継縁壱には継承者がいなかったため、縁があった炭次郎の先祖に呼吸を伝えています。
竈門家は「ヒノカミ神楽」として伝わっていたので炭次郎は知る由もありませんでしたが、鬼舞辻無惨は自分の身を案じて継承者を根絶やしにしようとしたのです。
鬼舞辻無惨が禰豆子を鬼にした理由
鬼舞辻無惨が禰豆子を鬼にした理由は、太陽を克服する鬼を作り出すためです。
日の光を浴びると死んでしまうという最大の弱点を持つ鬼舞辻無惨は、人間に自分の血を与えて太陽を克服する鬼を作ろうとしていました。
竈門家は全員が鬼舞辻無惨に与えられた血の力に耐えられず死んでしまいましたが、禰豆子だけは生き残っています。そのため、太陽を克服した禰豆子を奪おうと必死になっていました。
鬼舞辻無惨が赤ちゃんになった理由
鬼舞辻無惨が赤ちゃんになった理由は次のとおりです。
- 太陽から身を守るため
- 死ぬはずだった時の姿に戻った
炭次郎たちに追い詰められた鬼舞辻無惨は、太陽の光が当たらないように巨大な赤ちゃんになり肉の鎧で自分の身を守りました。
また、鬼舞辻無惨は母親のお腹にいた頃から何度も心臓が止まり、死産で生まれています。荼毘に付される直前にもがいて息を吹き返したというエピソードがあるように、生きることへの執着が強いことを最終形態で表した可能性が高いです。
鬼舞辻無惨はどうやって死亡した?
鬼殺隊の攻撃によって弱体化した鬼舞辻無惨は、最後の力を使って炭次郎を鬼にしました。
鬼化した炭次郎は仲間を殺そうとしますが、カナヲが応戦し「早く戻ってきて」と語りかけます。遠のいていく意識の中では鬼舞辻無惨が炭次郎の鬼化を止めないために必死で語りかけますが、殺された人達はそれを許しません。
取り込まれていく炭次郎の体を死んでしまった柱たちの腕が押し上げ、禰豆子や善一たちが引き上げます。炭次郎の意識が戻ったことで、鬼舞辻無惨は完全に死亡しました。
まとめ
今回は、鬼舞辻無惨が鬼になった理由やどのように死亡したかについて解説いたしました。
鬼舞辻無惨が鬼になった理由は、人間だった時に未完成の新薬を飲んだためです。とはいえ、医者は鬼になるための薬を作っていたわけではありません。
最後は炭次郎に自分を吸収させ鬼化することで復活しようとしましたが、死んでしまった柱たちや生きている禰豆子たちの力によって完全消滅しました。
なお、『鬼滅の刃』ファンの間では、鱗滝左近次の素顔も話題になることがあり、物語の深掘りには欠かせない注目ポイントの一つです。